一般のサラリーマンだからこそ書けることを書いています。

2019/01/06

エビングハウスの忘却曲線

時間とともに消えていく割合

20分後に42%忘れる(58%覚えてる)
60分後に56%忘れる(44%覚えてる)
1日後に74%忘れる(26%覚えてる)
1週間後に77%忘れる(23%覚えてる)
1か月後に79%忘れる(21%覚えてる)

復習しないとこれだけ忘れるということですね。
これをもとに数字として復習のタイミングを考えます。
(同じことを繰り返し覚えようとする場合。)

60分ごとに同じことを勉強できる場合

60分後
 →56%忘れる(44%覚えてる)
 →同じ内容を学習する。
120分後
 →60分後の時点で忘れた56%のうち44%が定着する
 →44%+56%×44%≒68.6%覚えてる(31.4%忘れる)
 →同じ内容を学習する。
180分後
 →120分後の時点で忘れた31.4%のうち44%が定着する
 →68.6%+31.4%×44%≒82.4%覚えてる(17.6%忘れる)
 →同じ内容を学習する。
240分後
 →180分後の時点で忘れた17.6%のうち44%が定着する
 →82.4%+17.6%×44%≒90.2%覚えてる(9.8%忘れる)

例えば、1時間で勉強できる内容を考えると、
英単語1000個を4時間かけると900個覚えてられる。
計算上はね。

1日ごとに同じことを勉強できる場合

1日後
 →74%忘れる(26%覚えてる)
 →同じ内容を学習する。
2日後
 →1日後の時点で忘れた74%のうち26%が定着する
 →26%+74%×26%≒45.2%覚えてる(54.8%忘れる)
 →同じ内容を学習する。
3日後
 →2日後の時点で忘れた54.8%のうち26%が定着する
 →45.2%+54.8%×26%≒59.5%覚えてる(40.5%忘れる)
 →同じ内容を学習する。
4日後
 →3日後の時点で忘れた40.5%のうち26%が定着する
 →59.5%+40.5%×26%≒70.0%覚えてる(30.0%忘れる)
 →同じ内容を学習する。
5日後
 →4日後の時点で忘れた30.0%のうち26%が定着する
 →70.0%+30.0%×26%≒77.8%覚えてる(22.2%忘れる)
 →同じ内容を学習する。
6日後
 →5日後の時点で忘れた22.2%のうち26%が定着する
 →77.8%+22.2%×26%≒83.6%覚えてる(16.4%忘れる)
 →同じ内容を学習する。
7日後
 →6日後の時点で忘れた16.4%のうち26%が定着する
 →83.6%+16.4%×26%≒87.8%覚えてる(12.2%忘れる)
 →同じ内容を学習する。

例えば、英単語1000個を一週間勉強すると878個覚えてられる。
計算上はね。

とりあえずは、復習が大事ってことは確かですよね。
復習しなくても大丈夫だよ!という人は記憶力が素晴らしい人でしょう。

まとめ

時間が取れる場合は、いつやってもいいですが
効果的と言えるのは短い周期で繰り返しやるべきです。